ごく最近、私どもとしても少なからざる評価を受けたのではないかと思っているのは、阪神・淡路大震災の際に災害あるいは生活に対応する総合行政相談所を開設させていただいたことで、これは一つの大きなエポックであったと考えている。この時は、私どもの兵庫行政監察事務所も被害を受けたし、又、兵庫の地域、特に神戸を中心とした西宮市等々の行政相談委員の方々ご自身も大変な被害を受けられたわけであるが、自らの被害を顧みず、この特別総合行政相談所の開設に馳せ参じていただいた。そして、これまで1年半ばかりの間に17回、あちらこちらの市で総合行政相談所を開催させていただいたわけであるが、これもやはり、先程申し上げた1965年の閣議決定以来の関係機関との連携というものの精神、その哲学が極めて重要であり、かつ効果を発揮するものであるということを改めて確認し、又、今後の大きな教訓にできた例であろうかと思っている。